デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆
キャラクター
沢山いるので主役の二人以外省略。
八神太一
大学生。
パチンコ屋のバイト。
イメージ通りの成長。
アグモン
太一の相棒。
石田ヤマト
仲間からも一目置かれる優秀な大学生。
イメージ通りの成長。
ガブモン
ヤマトの相棒。
エオスモン
デジタルワールドに存在するデジモンとはデータ構造とは異なるデジモンの変異種。
人間の意識をデジタルに変換しデジタルワールドに保存できる能力を持っている。
メノア・ベルッチ
デジモンの研究者。
独特の発音の英語が得意。
あらすじ
世界各地でオーロラが観測される異常気象が発生。
同時に電子機器にも異常が。
続いて元選ばれし子供達の中から原因不明の意識不明者が続出。
その解決に一行が挑む。
ネタバレ
考察
ありきたりなストーリー
話の内容としてはとてもありきたりと言うか、特別デジモンぽっさもなくウォーゲーム(これがデジモンかと言われると違いますが)のようなワクワクはありません。
どちらかと言うとデジモンと子供たちの成長を描いた作品です。
悪役として登場したメノアも悪に徹しているわけでもなく、悲しさも背負った悪役。
私の経験不足なだけかもしれないのですが、悪役って感情移入しにくいんですよ。
メノアは大人になる仮定でパートナーと別れることになりました。
もう一度会いたいという想いからエオスモンというデジモンを開発。
エオスモンの能力を使い選ばれし子供達の意識とそのデジモン達を時間の止まったネバーランドへ転送し彼女の理想とする世界を作っていた。
子供の頃に友達との強制的な別れがトラウマとなり心を壊してしまったと考えればどうとでも言えるのかもしれませんが、メノアが他の子供達を誘拐していい理由にはなりません。
まあ、映画なのでこんなもんでもいいのかもしれませんが、エオスモンが意識を抜き去る理由だとか、それが世界同時多発したオーロラを元にしていたとか、結構大切だと思うんですが説明されることはなくモヤモヤが残りました。
太一たちの成長を描くにしても私の主観的にはどの辺に描かれていたのか分かりませんでした。
最後アグモンとガブモンが消えてくのを寂しく見つめる二人を見てて、何となく悲しくなった程度でした。
感想
デジモンと選ばれし子供達との別れを描いた作品でした。
ぼくらのウォーゲームほどのSF感はありません。
デジモンを最初から見ていた層は当時幼稚園児か保育園児くらいですかね。
その当時のファンへ向けた作品です。
内容は置いてくとして終わり方としては良かったんじゃないかと思います。
「もうお前たちは大人だろ、これで終わりだ」といったメッセージを感じました。
Amazonの評価程面白いとは私は思えませんでした。

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