夏への扉
キャラクター
レントン
エウレカの夫。
アオの父。
あらすじ
エウレカを救出するために現れたレントン。
スカブの正体を知ることになる。
ネタバレ
考察
夏への扉
タイトルになっている「夏への扉」はSF小説の邦題ですね。
タイムパラドックスを扱うSF小説の代表作ですね。
我が家にもあります。
夏への扉[新訳版]
レントン
見た目は分からんでもないが声がホランドになってるのは納得がいかない。
スカブ
やっぱり前作の「クダンの限界」が本作のテーマになっているようです。
スカブは本来別の宇宙に存在してた生命体で「クダンの限界」を避ける為にレントンのいる宇宙に進出。
シークレットはその異物を排除する為に作り出されたと。
クダンの限界は知性の量が、ある限界を超えた時に空間が崩壊してしまう現象です。
理屈は謎です。
クォーツ
クォーツはスカブが発見した宇宙間を移動できる物質。
これを使ってスカブは越境してきた。
知的生命体の思考に共振する。
思考とは何ぞやって話になってしまいます。
エネルギーって何ぞやって話です。
ある側面では確率の偏在。
思考とは何ぞやって考えるとそれは今と未来の確率を操る行為。
平行世界が確率の分岐した世界だとすれば、クォーツは思考に共振することでそれを増強、大きく確率を変動させることで平行世界へ移動、または作り変えることができる。
強引な理屈ですね。
感想
「夏への扉」というタイトルなのでオチは何となく読めました。
タイムパラドックス。
事実を消し去り全てをなかったことに。
古典的ですがオチは悪くなかった。
少し切なくてでも絶望的ではない。
Amazonでは星3つですが十分楽しめました。
SFファン程楽しめるのかな。
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