都市伝説物語 ひきこ 感想と考察

アニメ

都市伝説物語 ひきこ

キャラクター

ヒキコと出会った少年。
同窓会への道のりで昔の出来事を思い出している。

聡子

聡の近所に引っ越してきた少女。
虐待され学校でいじめられておりやせ細っている。

ヒキコ

雨の日に現れ出会った人を捕まえ肉塊になるまで引きずりまわす女のおばけ。

ネタバレ

あらすじ

都市伝説の「ひきこさん」に登場する幽霊のCG映画。
ある日僕は白い服を着て何かを引きずる女に出会った。
その女「ひきこさん」の謎に迫る。

考察

ヒキコ

最後まで見るとネタバレがあり、種明かしまではひきこは聡子に由縁があるのかのような描写がありました。
しかし実際には聡は記憶の中で自分自身と聡子の立場を入れ替えていたのです。
引っ越してきていじめられていたのは聡、それを救おうとしていたのは聡子でした。

まあ、それはいいでしょう。
普通なら納得してしまいそうな展開なのですが、いまいちしっくりきません。
まずこれ。

ひきこが現れ始めるのは聡の猫を同級生の二人がいじめて殺してしまったからだったはずです。
この事件をきっかけにひきこが現れ始めて担任の先生と聡をいじめた同級生を殺害し始めます。
しかし上記の事件の前に聡はひきこに追いかけ回されているんです。
時間的な整合性が取れません。

ひきこは聡の姉という設定なんですが、これもいまいちピンときません。
同窓会の後真実を思い出した聡は子供の頃住んでいた時の家の押し入れを掘って姉であるひきこを蘇らせます。
その後聡は恐らくひきこに殺されてしまいます。


上下の服の組み合わせが同窓会の時の聡の服装と一致しています。
何故聡は姉のひきこに殺されてしまったのか。

そもそもひきこは本当は何者なのか。
聡の姉なのか、聡が姉だと思ってすがっていた幽霊のことなのか。
何故押し入れにひきこがいたのか。
全く解決せず終わってしまいますので何とも言えない気持ちになってしまいます。

感想

2008年の先端のCGより劣りプレイステーション2くらいのグラフィックスです。
序盤は聡を追いかけ回す怪物ひきこに確かに恐怖を感じました。
しかし聡子が登場してからのミステリー要素が蛇足でした。
恐怖展開を期待していましたが、突然にミステリー展開で頭が混乱し恐怖がどこかへいって鑑賞後も気持ち悪い後味が残ります。

結局聡とひきこの関係性も謎のままだし、冒頭のひきこはなんだったのか謎だけが残るアニメでした。

同じ監督のCGアニメ。
日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」のアニメ化。
https://killing-time.work/2020/03/22/%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%83%89%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%bb%e3%83%9e%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%80%80%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%81%a8%e8%80%83%e5%af%9f/

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