映画ドグラ・マグラ 感想と考察

SF

ドグラ・マグラ

キャラクター

ドグラ・マグラ

精神病患者の治療の為に正木が私費で打ち上げた宇宙船。

正木

九州帝国大学精神病科教授。
何かの研究を行っておりそれを完成さえるため宇宙船内で自殺し、その映像を若林へ送信した。

若林

九州帝国大学法医学教授。
正木教授の自殺の捜査に派遣された。

藤堂

正木教授の自殺の調査に派遣された刑事。

呉一郎

あらすじ

日本探偵小説三大奇書「ドグラ・マグラ」原作。
ドグママグラは「本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす」とも評される奇書。

ネタバレ

考察

実験の内容

正木は精神病患者の現在の治療法を嘆いていた。
そして「解放場」と呼ばれる研究所で精神病患者を治療する新たな補法の研究を行っていた。

そこにいた患者は9人。
しかし正木の自殺の1年前に惨殺事件が起こる。
正木は辞表を提出後船と一緒に行方をくらましていた。

正木の目的はは卒業論文「退治の夢」、そしてそれ発展させたのが「脳髄論」の研究。

胎児の夢

胎児は母親の体の中にいるとき一つの夢を見ている。
それはその胎児へと連なる進化の歴史であり、その胎児を生み出した過去の先祖達によって経験された心理的な体験。
以上要約。

わずか10か月というどうしてそれほどの体験ができるかというと、精神的な時間は主観によって決まるのだからと正木は説明しています。
そしてこの正木の卒業論文で発表した「胎児の夢」という現象が後の研究論文「脳髄論」へと繋がっていきます。

脳髄論

夢とは細胞の記憶であり、細胞はそれ一つが生命体としての機能を持ち、意識すら持っている。
その細胞の意識を統合し人間の意識の統一化を図っているのが脳である。
何故夢を見るかというと細胞の一つの意識が脳に投影され、それを記憶することができた場合を夢と言っている。
つまり脳は人間の体を構成する全ての細胞の個々の意識を受信し、それを全ての細胞へ伝達する電話交換機のような役割を果たしている。

その電話交換機としての機能が弱ると一つの細胞の意識に体が乗っ取られてしまうという現象が起こってしまう。これを夢中遊行と呼んでいる。
細胞の意識にはそれまでに経験されてきた先祖達の記憶がされているためその記憶の意識が再現されてしまうことがある。この意識のことを遺伝心理と呼ぶ。
遺伝心理はそれと関連したものによって呼び覚まされることがある。

そして遺伝心理によってこの状態に陥った状態を精神病と現状は分類している。

以上要約。

結末

正木も呉も殺人の輪廻に囚われていたってことでいいのかな最後は。

ドグママグラで行われた研究によって胎児の夢の解析方法が確立された未来。
人間は生まれる前に選別され、危険な心理遺伝を持つ個体は排除されていたのでした。

感想

読めば気が狂うとかいう奇書「ドグママグラ」のCGアニメです。
原作は知りませんでしたが楽しめました。
ひと昔前のCGによって無機質さがより引き立ち不気味でした。

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