Mr.ホームズ 名探偵最後の事件 感想と考察

映画

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件

キャラクター

シャーロック・ホームズ

現役を引退した高齢の元私立探偵で現養蜂家。
老衰と認知症。衰えても高い推論能力がある。

マンロー

ホームズの家政婦。
夫を第二次世界大戦で亡くしている。

ロジャー

マンローの息子。
ホームズの過去に興味を持つ。

梅崎タミキ

日本でサンショウ探しを手伝った男。
父親をホームズに奪われホームズを恨む。

アン・ケルモット

トーマスの妻。
二人の子供の流産と夫との関係に絶望した。

トーマス・ケルモット

アンの夫。
ホームズへの調査を依頼した。

あらすじ

老衰に伴う認知症により記憶を少しづつ失っているホームズは街頭の看板につられて何となく自身をモデルとした映画「名探偵ホームズ」を見た。
その劇中の最後の事件の結末の後味の悪さを覚えたが、その事件のことを思い出せない。
ホームズは人生最後の仕事としてその事件の真相を執筆しようと思いつく。

ホームズはその最後の事件を思い出しながら人生の終着点見つける。

ネタバレ

考察

ホームズの後悔

ホームズはその天才ゆえに彼が意図せず孤独となっていました。
ワトソンも兄のマイクロフトも失い、孤独に生きるホームズもそのことに気がついていたはずです。
ホームズは最後となった依頼で自らと同じように孤独に苦しむアンの計画を暴きましたが、彼女の心に寄り添うことができませんでした。

彼は老衰により彼がすがっていた頭脳すら失われていくことに焦りも感じていたのでしょう。その知能を保つためにサンショウを求めて日本を訪れます。
しかしそこでもホームズは後悔を重ねてしまいます。
日本で出会ったウメザキ親子に父親のことを尋ねられるも記憶を失っていたホームズは全く答えることができませんでした。

ホームズの最後

ホームズは急激に頭脳を失い人を頼らざるを得なくなっていきます。
得意の推論も趣味の養蜂も日常生活すらもままならなくなり普通の老人となったホームズはその全てを彼の余勢を世話をしてくれるマンロー親子に明け渡し、その人生に幕を下ろすことを決断しました。

感想

タイトルから推理映画だと思いましたが、天才ホームズの余生の話でした。
一応アンのストーリーが推理要素はありますが、それを楽しむ映画ではありません。
アンとウメザキの記憶を思い出して現在のホームズとロジャー、マンローの関係が強まるという心温まる話です。

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