スケア・キャンペーン
キャラクター
エマ
スケアキャンペーンに携わる役者。
マーカス
スケアキャンペーンの監督。
マスク・フリークス
マスクを被って残酷な動画をネットで配信する集団。
アビー
幽霊役の子役。
あらすじ
低迷中のお化けドッキリを仕掛けるテレビ番組が視聴者獲得のためにいわくつきの施設でドッキリを行う。
スプラッター映画。
ネタバレ
考察
普通のスプラッター映画
色んな深読みをしましたが最もしっくりくるのがこれ。
アビーがマスク・フリークスの仲間として殺戮に参加、最後にエマと逃走中の車中にはカメラが仕掛けられていてアビーは何食わぬ顔。
エマの何か感づいた表情から察するに死を覚悟したのかもしれません。
子供のアビーなら何とかなりそうなきがしなくもないですが。
描かれてはいませんがマーカスも焼却されて死亡。
話の大筋
マーカスは女上司にはっぱをかけられ、低迷しているスケア・キャンペーンを復活させるために飛び切りのアイディアを思いつきました。
それは同僚であり恋人でもあるエマにドッキリを仕掛けることです。
その仕掛け人の役者として選ばれたのがトレントとアビーです。
内容としては単純でドッキリを仕掛けられるトレントが狂人でエマの前で殺人を行い、パニックになったところでネタ晴らしをするというもの。
途中までは上手くいっていたもののネタ晴らしをしようとしたところでエマがトレントを攻撃、その後トレントはマスク・フリークスに殺害されます。
ここからはマスク・フリークスが介入してのスプラッター展開です。
気になったのはエマとマーカスを背後から撮影していたマスク・フリークスの男が発見された為に自ら死を選んだことですね。
番組の進行を妨げないように死ぬことを義務づけられていただけかもしれません。
ただもしかするとエマも実はマスク・フリークスの仲間で撮影を中断させないためにマスクの男はエマに殺されるという演出をしたのかなあと推測もしました。
つまりマーカスだけがただ一人だまされていたパターンかなあと。多分違います。
感想
誰が嘘をついてるのか分からなくなるようなもっと意表を突くような展開があるかと思いましたが、後半はただのスプラッター映画。
アビーが実はマスク・フリークスの一員でしたというのが一番の意外さでした。
もっと「誰が嘘つきなんだ?」考えさせるような内容なら最後のオチには驚いたのかもしれませんが、唐突に「アビーがスパイでした!」と言われてもスパイが誰かなんて私は考えていませんでした。
もっとどんでん返しがあるものだと期待していただけに「騙された!」という感覚もありません。
「どこまでがリアルでどこまでがヤラセなのか!?」というキャッチフレーズに期待しすぎてしまいましたね。
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