映画ドラえもん のび太と雲の王国 感想と考察

アニメ

ドラえもん のび太と雲の王国

キャラクター

タガロ

遭難中にノアの箱舟計画の実験に巻き込まれた不運な少年。

天上人

雲の上に住む人類。

パルパル

女性の天上人。
絶滅動物を保護している。

グリオ

男性の天上人。
絶滅動物を保護している。

雲の王国

のび太の作った雲の上の国。

天上世界

天上人の住む世界。
他の星とも交流があり地上より高度に進んだ文明がある。
地上の環境破壊により人口が減少し地上を敵視している。
「天国」と呼ばれている。

あらすじ

ドラえもんの道具によって雲の上の王国を作ったのび太。
そこには天上世界が存在し地球を滅ぼすために「ノアの洪水」を計画していた。

環境破壊を扱った作品。

ネタバレ

考察

天国

天上世界は雲の上に作られており太陽光発電システムによって彼らの世界を維持するのに必要なエネルギーを賄っているエコな世界です。
地球環境を守りながら持続可能な発展を目指しています。

また彼らは他の星に住む知的生命体とも交流があり、地球へやってくる宇宙船用の巨大の空港も所有しています。

それだけ高度な文明を持っている「天国」の文明レベルなら地上人程度の文明の環境汚染を止めることができないということはないと思うのですが、地上人のオゾン層の破壊などを食い止めることができないようです。
歴史的な背景もあってか地上人を敵視し洪水によって地上人を一掃しようとノア計画を立案しました。

天国の歴史

元々は平和な世界でしたが、人類と同じように争いが生まれ主に4つの国、白と赤と緑と黒と呼ばれる国々で争いました。
しかし白の国は争いを好まず逃げ場を求めて山へ向かいました。

偶然その時落下してきた彗星により争いは終結。
白の国は山を下りて雲の上で生活するようになりましたが、地上世界の3国はその土地を奪おうと攻撃してきました。
これまた偶然の津波により3国が洗い流され白の国は雲の上で独立を保つことができ白の国は現在の「天国」となりました。

環境破壊

分かりやすく環境破壊を描いた作品となっています。
象牙の為に像を密猟しようとする密猟者が描かれたり。

天上人のパルパルは環境問題に軽視するジャイアンを「他人事にしないで!」と叱責します。

洪水で洗い流すというのも間違っていないというか、今の社会のように地球の環境を破壊し続けると人類の制御を超えた異常気象、天変地異を引き起こし地球の文明を本当に洗い流してしまうかもしれないと感じました。

絶滅動物を保護しているはずのパルパルが地上人側の弁護に回るパルパルとの友情がいい味付けになっています。

感想

話の中心が空想よりは環境破壊という現実的なものになっています。
この作品に最後に登場した密猟者以外に敵はなく天上人はドラえもん達の活躍によって考えを改めました。

のび太、ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫は天上人に地上世界を地球に住む生物全てのために守ることを誓うのでした。

素晴らしいメッセージが込められた映画でした。
面白かった。

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