LUCY/ルーシー 感想と考察 究極の知性

SF

LUCY/ルーシー

キャラクター

ルーシー

CPH4という新薬により能力の覚醒。

ノーマン

脳科学の権威。

ピエール・デル・リオ

フランスの刑事。
ルーシーに誘拐され連れまわされる。

あらすじ

子供染みたアイディアを映画化した作品。
究極の知性について。

ネタバレ

考察

ルーシーの知性

人間は10%の脳の能力しか使われていないと説明しています。
実際には全て使われているはずです。
恐らく人間の「意識」が使用できるのが10%というのが勘違いされて広まったのでしょう。

残りのすべての能力は例えば「身体バランスの制御」、「呼吸」といった生存に必要不可欠な行動の制御に。
他にも無意識化の思考、つまり湧いてくる感情やそれに付随する記憶、そこから予測される未来の整理と最適と思われる行動の「潜在意識」による選択に使用されています。

残りの「顕在意識」で行われているのはおそらく、選択した行動に理由を後付けし選択を正当化することでしょう。
当然顕在意識で思考することもできると思いますが、基本的には潜在意識により大筋の行動は決定されているはずです。

以下超能力。
20%~ 電波のコントロール、電子機器へのアクセス、他人の心の支配。
40%~ 細胞の自己破壊。原子まで分解?からの再構築?
50%~ 透視、サイコキネシス(物理現象)を起こす。電磁波を視覚的に認識し触ることができる。「死」の理解。
60%~ 今までの能力のパワーアップ。数学の問題、「時間」の理解。
70%~ 時空間の超越。

100% 真理への到達と同化。「存在」の超越。

どこにでも「存在」し、どこにも「存在」していない。
この矛盾を内包できる能力が究極の知性。

サイコキネシス

ルーシーはサイコキネシスで物体を動かしていました。
物体を押したり引いたりする物理現象とは何でしょうか。

エネルギーとは確率の分布ではないかと考えます。

例えば真空中で全く同じ高さから何万回もボールを同じ点に向けて落下させたとします。
それは落下した後全て同じ場所に転がるのでしょうか。
それともばらばらな場所に転がるのでしょうか。

物理世界に存在する確率の偏りこそ統計に現れる不思議な現象の根源なのかもしれません。

時間が物質の存在証明

という話がありました。
この世界の時間を限界まで細切れにした時完全に滑らかなどろどろの時間が生まれるのか、それともこれ以上分割できない大きさの時間が残るのか考えたことがあります。
空間や物質(エネルギー)も同じようにどこまでも小さくできるのか。

この世界の時間や空間が無限小(どこまでも小さくできる)や無限大(どこまでも大きくできる)だった場合どうなるでしょう。
A点からB点に1cmの距離があったとします。
0.1の次は0.2、その次は0.3と1までにある中間点を通過して移動します。
これをもっと細かくした時0.000000000001と0.000000000002の境目はどこでしょうか。
1と0.999999999999999….と無限に続く数字の境目は。
数学的には有限の時間であるなら無限回の移動で到達できます。
無限に計算すれば円周率が解けるというようなものです。

しかし、現実的ではありませんね。
無限回の実行とはなんでしょう。
無限小の時間があるとして0.999…とどこまでも針が刻めるのなら時間は進まないのです。

感想

アクションですね。
理由の説明はありません。とにかく脳の力を開放すればなんでもできる。
完全な知性は肉体的な成約や物理的な成約から解放される。
間違いないとは思いますが中学生が考えそうな映画でした。

やっぱり知性にとって「私」、自我は大発見だったのでしょうね。

コメント

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