トランスポート 感想と考察 低予算「バタフライエフェクト」

SF

トランスポート

キャラクター

アート

コーディーとダウンタウンで出会った。

コーディー・ウェッソン

家庭環境や学校でのいじめにより傷つき非行に走る。

ハーベイ

タイムマシンの開発者。

タイムマシン

低予算で製作された見かけはただの一人掛けのカウチソファ。
移動したい時間へ行くことができる。

あらすじ

タイムマシンで恋人コーディーを救おうと試みるアート。
過去を変えるたびに悪い方向へ向かっていく。

アートは過去を変えてコーディーを救えるか。

ネタバレ

考察

バタフライエフェクト

「ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?」と例えられるように、ある初期状態に少しの変化を加えるだけで時間の経過と共に予測不能状態へと変化することです。
石ころを蹴飛ばし、その石ころが自転車を転ばせ子供に衝突。
転んだ子供は傷口からウィルスが侵入し死亡してしまったみたいなことですね。

過去へ行って石ころを蹴飛ばしただけなのに、元の時間に戻ってくると人を殺してしまっていたということです。

未来は変えられるか

アートはタイムスリップを繰り返し色んな方法でコーディーを死の結末から助け出そうと試みました。
より遠い過去へ戻ってコーディーの未来を修正しようとするも失敗。
結局コーディーの死へ影響する最も大きな変数は自分自身だったわけです。

時間とはなんぞやという私の生涯で解決しそうもない謎があります。
そもそも時間なんてものは人間が考え出した概念でしかありません。
もし世界に物質が2つしかなくて全く動いていないとすれば時間は止まっていると言えるでしょうか。
そうだとすれば時間とは物質の状態の変遷のこと?でももし動いていたとして、それが過去を向いているのか未来へ向かっているのか判断できません。
こう考えるとめちゃくちゃで無秩序な世界に勝手に秩序を見出した観測者の主観が時間なのかもしれません。

感想

一言で言うと低予算「バタフライエフェクト」ですね。
アニメ「ぼくだけがいない街」もバタフライエフェクトの盗作というか、この手の作品はもういくつも出ていてその中で最高評価(だと思う)のバタフライエフェクトを超えられないんですよね。
低予算なので過去の改変がかなり地味です。

1.コーディーにタンポンを渡す。失敗。
2.兄の自殺を防ぐ。失敗
3.ある日のウェッソン家のクリスマスをぶち壊す。失敗。
4.幼少期のコーディーを幼児犯罪から防ぐ。失敗。
5.コーディーが昏睡する前に戻って救急車を呼ぶ。失敗。

結局ハートとコーディーが出会ってしまったのが悪かったのです。

最後は音楽と低予算独特のホームビデオのような映像で少し切ない。
「時を駆ける少女」を見た後のような少し胸を締め付けられる感じです。

ハーベイは何故タイムマシンを作ることができて起こることのなかった別の過去の事実を知っているのでしょうか。
多分神様か何かなんでしょうね。

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