クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者 考察と感想 劣化版ヘンダーランド

アニメ

ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者

キャラクター

アセ・ダク・ダーク

暗黒世界ドン・クラーイの帝王。
大柄で筋肉質な体。
顔が左右で違う。

マック ・ラ・クラノスケ

アセ・ダク・ダークの部下。
金を何よりも大切にする。
細身の紳士風。

プリリン・アンコック

ピエロ風の女。アセ・ダク・ダークの部下。

マタ・タミ

姿を変えられる「ヘンジル」が使える。
しんのすけが選ばれしものだと伝えに来た。
夜の時間しか姿を現せない。
しんのすけを守るという父との約束を果たすためにやってきた。

アラコラマイッタ・マイッタ法術

通称ア法。
魔法のような力。

クロ

しんのすけが拾ってきた犬。
野原家で飼育することに。

あらすじ

人間界の征服をもくろむアセ・ダク・ダークの契約を「3つの宝」と「勇者」でしんのすけが阻止する。

メッセージとかよりストーリーと不気味な雰囲気を味わう映画。

ネタバレ

考察

不気味な暗黒世界

しんのすけが夜の「13時(存在しない時間)」に迷い込んだ世界はクラノスケの雰囲気も相まって気味の悪いものでした。
クラノスケは謎の契約をしんのすけに最初は優しい態度で結ばせようとします。
しかししんのすけが応じないと見るや否や豹変します。
この辺の不気味さはヘンダーランドのス・ノーマンに通ずるものがあります。
また毎夜毎夜暗黒世界の住人が野原家の時間を止めてしんのすけに悪さをします。
しかししんのすけが夜中に体験したその話をひろしとみさえ、かすけべ防衛隊に話しても誰も相手にしません。
しんのすけの孤独感や不自然なほどしんのすけの話を無視する周囲の態度はかなり気味が悪い。
子供たちも不気味さと恐怖を感じたはずです。

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悪役の魅力

クラノスケ、ダーク、ブリリン。
ヘンダーランドのス・ノーマンやおかま魔女のジョマとマカオほどではありませんが魅力があります。

ダークの自己紹介。

ダーク「分かってもらえたと思う。
私はエリート、選ばれしものだ。
代々人民を支配し贅沢な暮らしをしてきた。
貧乏人や馬鹿者だらけの下層民は私の指示通りに生きるのが幸せなんだ。
お前たちは何も考えなくていい。
私に従え。」

その後のやりとり。

ひろし「う、うるさい!普通の会社員は普通の家庭を作って普通の幸せな人生を送るんだ!」

ダーク「ちっぽけな望みだ。」

みさえ「大きいとか小さいとか関係ないのよ!」
ひろし「家族だから幸せなんじゃない!野原家だから幸せなんだ!」

ダーク「無駄だだな。愚かな物に何を言っても無駄なものだ。」

しんちゃん映画のセリフとは思えません。

劣化版のヘンダーランド

思い出補正なのかもしれませんがヘンダーランドの劣化版といった感じ。
全体通しての不気味さではヘンダーランドと遜色ありません。
ただ瞬間最大風速で劣る印象。
ヘンダーランドで人形と入れ替えられて無機質になったひろしとみさえ。
ス・ノーマンが本性を現したときの恐怖といった瞬間的な勢いを上回ることはありませんでした。

でもそう感じるのは成長して大人になったからこそで、子供のころに見たら評価は逆だったのかもと思います。

感想

オトナ帝国とか戦国大合戦、カスカベボーイズが好みの方には合わないのかもしれません。
でもヘンダーランドの不気味さが好きな方、ダークやクラノスケ、ヘンジルワールドによって作られた野原家に都合のいい世界など不気味さではヘンダーランドを彷彿とさせます。

しんのすけとダークの一騎打ち。
絶望感がありました。
大人になった今見ると劣化版ヘンダーランドなのかもしれませんが、もしこっちを先に見ていたらAmazonの評価のように星2ということはなかったのかなあと。
正直思い出補正強すぎます。

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