超時空 嵐を呼ぶオラの花嫁
キャラクター
金有タミコ
本作のヒロイン。未来からやって来た。
未来の野原しんのすけの婚約者。
金有増蔵の娘。
金有増蔵
未来の支配者。
未来の春日部
隕石の落下により地盤の大半が消滅。
舞い上がった埃が大気を覆い昼がなく太平洋に一部沈んでいる。
金有増蔵が支配する町。
別名「ネオトキオ」。
アキラのネオ東京のオマージュか。
未来のしんのすけ
街を明るくするために立ち上がった。
子供のしんのすけを必要としている。
みらいのひろし
はげ頭。
未来のみさえ
でぶ。
OBAKAパワー
物理法則に従わないおバカだけが持つパワー。
大人のぼーちゃんが発見した。
Oh
Bikkuri
Aggressive
Kanarisugoi
Amazing
の頭文字。
あらすじ
かすかべ防衛隊が未来へのタイムスリップ。
未来のしんのすけを救う。
ネタバレ
考察
かすかべ防衛隊の夢
本作の一番の魅力は野原家とかすかべ防衛隊の未来が見られることですかね。
かすかべ防衛隊の子供の頃の夢と未来の現実を垣間見れます。
未来の風間君
風間君の子供の頃の夢:一流企業の社長
現実:金有電気の幹部、金有増蔵の手下
未来のねねちゃん
ねねちゃんの子供の頃の夢:美人女優。ゆくゆくはセレブ婚。
現実:ふたば幼稚園の先生、落ちぶれたギャル
未来のぼーちゃん
ぼーちゃんの夢:発明家
現実:発明家
未来のマサオ君
マサオ君の夢:売れっ子漫画家
現実:コンビニ定員、「仮面真っ青W」の作者
毎回オチ担当でしんちゃん映画の笑いに欠かせません。
未来のしんのすけ
しんのすけの夢:子供のままでいること
現実:街を明るくしたヒーロー
顔の全貌は明らかになりませんでした。
未来のひろしとみさえ
頭が薄くなったひろし、みさえは三段腹を通り越して一段腹へ。
見た目は変わりましたが中身は変わっていません。
未来のひまわり
一番見違えたのひまわりはスタイル抜群の魅力的な国際警察官に。
未来のかすかべ防衛隊と野原家を見られるのは貴重で楽しいではあるんです。
変わり方も絶妙な感じで。
ただしんのすけだけはちょっと違和感というか変わりすぎていて、まるで別人を見ているようでした。
最後まで「こいつ、しんのすけじじゃないよなあ」という感情が残り続けましたね。
あとは過去の伏線を未来で回収するとかもう少しあればSFとして楽しめたのかもしれません。
設定だけ頑張てストーリーや演出がさっぱりでしたね。
しんのすけの魅力
おばかでお下品、ちゃらんぽらんでルーズでグダグダで頼りにならなくてテキトーでどうしようもなくて。
いいとこなんてほとんどない人。
だけど一緒にいてあんなに楽しい人はいないの。
これは私の経験的な統計なんですが、性格が独特で魅力的な人は意外と大成している気がします。
理性的で計算高い人ほど普通の人生というか意外と苦労していて、バカで感情的な人の方が楽しそうでなんだかんだ成功しています。
風間君よりしんちゃんの方が大成しそうな感じ。
これ実際にも感じることってありますよね。
感想
過去へのタイムスリップは雲黒斎の野望やアッパレ戦国大合戦、パラレルワールドへの移動はハイグレ魔王でもありました。かすかべボーイズもパラレルワールドになりますかね。
未来へはこれが初めてですね。
ストーリーはSFとしんのすけの恋愛がメインです。
ただそんなに練りこまれたSFでも恋愛でもありません。
未来のかすかべ防衛隊と野原家が見たい人向けというか。それ以外の面白さはあまり感じませんでした。
笑いはばかばかしい感じ。
大笑いはしませんが未来のかすかべ防衛隊とかひろしとかみさえとか、期待を裏切らない完成度でクスリときます。




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