Don’t take God’s name in vain
キャラクター
久=矜治・オブライエン
自爆テロ事件の犯人。ビフロストに利用されている。
ビフロストによってがん細胞を植え付けられた。
差別を憎みその社会を打倒しようとした。
凌駕
自爆テロを計画していたやばい奴。
トウリ
インスペクター3。
ヘブンズリープを利用してビフロストに貢献する。
が彼も利用されていた。
宜野座伸元
ヘブンズリープに潜入していた外務省行動課員。
あらすじ
ヘブンズリープの結末。
ネタバレ
考察
事件概要
自爆テロ事件とビフロストの関係を調査。
小宮カリナ都知事への殺害を阻止する。
トウリとヘブンズリープ
トウリがヘブンズリープに入信、その直後に宗教特区のプロジェクトが発足しています。
ニセイとオブライエンの息子は植物状態(エターナルホワイト)であり、同時にオブライエンはがんを発病(教団の医師によって)しました。
オブライエンは息子や自分の状況を悲観しまた宗教特区のため都知事の爆殺を計画。
トウリがヘブンズリープに入信したのはこの都知事暗殺計画を利用するためだと慎導灼は推理していますが、トウリが都知事を殺害する必要性までは理解することができませんでした。
ここから導き出した慎導灼の答えはトウリのヘブンズリープ入信には宗教特区を樹立させる以上の利得があったとするものです。
しかしその真意までははたどり着けませんでした。
週末救済プラン
凌駕ととアウマ、オブライエン、ニセイは入国者への犯罪をリークさせることを考えました。
アウマは信者に簡単に壊れる銃を製造させ、凌駕が紛争地域に密輸。
紛争地域と彼らが直接取引することで紛争地域での流通経路を絞ることができます。
流通量をコントロールすることで紛争の規模を縮小させようとしていたのです。
これが凌駕が言っていた対処療法です。
諸悪の根源でなく、そこから発生する症状を緩和させることでシステムの自然治癒力により原因を排除することです。
紛争自体の根源は排除できないものの武器の流通量が減っていけば紛争地域での戦闘を行うことが出来ません。
結果的にその規模を縮小させられます。
でも時間がかかるので過激な自爆テロを発案「週末救済プラン」と名付け実行することで難民への人権侵害問題を一気に終結させることを狙いました。
しかし安易な考え故にその情報を嗅ぎつけたビフロストに利用される結果に。
裏ではビフロストの息のかかったトウリが操っていましたが、表向きにはヘブンズリープという宗教団体が犯罪に手を染めて社会を攻撃していただけということになりますね。
狡兎死して走狗煮らる
狡兎(こうと)死して走狗(そうく)烹(に)らる 《「史記」越王勾践世家から》うさぎが死ぬと、猟犬も不要になり煮て食われる。 敵国が滅びたあとは、軍事に尽くした功臣も不要とされて殺されることのたとえ。
漢文です。
中国らしいですね。
こうゆう諺が生まれる文化を長い年月をかけて熟成させてきたことを考えるとやはり中国人の狡猾さや合理性は日本人の理解を超えていると思えてしまいます。
感想
シーズン3はシビュラシステムが味方なんですね。
「あなたは誰も許さなかったじゃないか」
身勝手なオブライエンに対する悲しい反論でした。
結局人間は誰一人として例外なく身勝手なんだなあ。
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