アガメムノンの燔祭
キャラクター
梓澤廣一
ビフロストの指示によって動く謎の男。
インスペクター。
あらすじ
ビフロストと梓澤廣一の関係について。
ネタバレ
考察
事件概要
梓澤廣一の調査。
貧困と自爆テロ
今回明らかになったのは移民肯定派の政治団体は移民の多くが信仰している宗教団体を政治利用し票集めの裏工作をしていたこと。
信者に自爆テロを実行させていました。
失うものがなく追い詰められた貧困層は自分を救わなかった社会を恨み、それがテロの動機になります。
最終手段は目立つ方法で社会を巻き込み復讐しつつ自殺し自らは責任を負うことなく事件を完結させることです。
おとなしく死ぬことはありません。
児童殺傷事件を起こした「無敵の人」の行動の目的は社会への復讐です。
この時自己責任論が聞かれましたが社会から抜け落ちた人達に自己責任論を説いても無駄です。
無差別殺人は次の無差別殺人の引き金となります。
今はこの類の事件が身近に起こるほど無敵の人の連鎖反応は起きていません。
ただ連鎖反応は臨界点を超えると爆発します。
日本はどんどん治安が悪化すると私は思っています。
そして犯罪の連鎖反応が臨界点を超えると中東や南米の一部地域のようになってしまいます。
政治と宗教
今回は政治と宗教も取り上げています。
宗教と政治は金と同じく切っても切り離せません。
金と宗教が切り離せないからです。
ということは貧困と宗教も切り離せません。
夢も希望もない貧困層が最後にすがれるのは聞き心地のいい言葉だけです。
例えそれが戯言だったとしても、心だけでも救ってくれるのなら。
大なり小なり信仰は誰にでもあるものです。
例えばそれが神ではなく「科学」であったり「金」であったり。
自分で証明は出来ずとも科学がそうだというのならそうなのだとか金がこの世のすべてだという盲目の信仰ですね。
信仰とはそれを持つことは悪いことではなく、それを持つ人にとっての論理的(その人にとっての)な判断の基準となります
信仰というと大袈裟ですが、まあ好き嫌いとかそういったもです。
それらはその論理性を持つ人の素早い判断を助けて機会損失を減らす効果があります。
信仰とは誰もが持っている判断の基準でしかないと私は思います。
問題はその判断基準が自分と違うこと、他の信仰を持つということへの嫌悪です。
判断の基準は一つでもありませんしその度合いも違います。
価値観は本当に個人個人全く違います。
感想
今回は宗教と政治の話でした。
シーズン1、2と比較すると社会派のアニメになっていると思います。
政治と宗教、裏で世界を牛耳る資本家。
現在の社会の構図をドラマチックに描いているだけに過ぎないのではないでしょうか。
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