ゾンビ・サファリパーク
キャラクター
リゾート
ゾンビ・サファリパークが運営されている島。
メラニー
何やらトラウマを抱えている女性。
ゾンビのトラウマ?
ルイス
メラニーの恋人であり元軍人。
メラニーのトラウマを解消する為にリゾートへ訪れた。
アーチャー
何者か不明だが戦闘、サバイバルに長けた男。
パニックホラーに必ずいる男気溢れるタイプ。
ウォーキングデッドでいうダリルのポジション。
寡黙で不気味がられるも最後は最も頼りになる男。
セイディ
婚約者と来る予定がすっぽかされ一人で参加する羽目に。
でも実はゾンビの権利団体の構成員でした。
彼女がこの事件の発端となります。
あらすじ
20億人の人類が犠牲になったゾンビアポカリプス後の世界。
世界を再建した人類は戦争の原因となったゾンビを利用しサファリパーク化。
隔離した島をアトラクションにしていました。
そこへ訪れたメラニーとその婚約者ルイス。
そこからはお決まりのパニックホラー。
ネタバレ
考察
人道的にどうなの
現代はアフリカの猛獣狩りが非人道的行為として非難されていますが元人間をマシンガンで殺戮するなんてどれだけ非難されることか。
しかも恋人とそこを訪れるなんて私にはできません。
この世界になる以前のゾンビアポカリプスで元々あった価値観は崩壊してしまったのかもしれません。
メラニーはまだゾンビを殺すことに躊躇いがあるようです。
邦題のダサさ
どうしてゾンビ・サファリパークなんて安っぽいタイトルにしたんだろう。
ゾンビとサファリパークをタイトルに入れて内容を一目で分かるようにしたんだと思います。
でもこれだと逆に誰も手に取らない気がします。
原題は「The Resort」。
確かになんのこっちゃです。
でもホラーコーナーにあればこっちの方が背表紙見てみようと手に取ったり、ストリーミングなら詳細をクリックしてみようかなあってなると思うんですよね。
少なくとも私はそうです。
ゾンビ映画ファンだってゾンビ映画ならなんだって見るわけじゃないんだからな。
ゾンビ映画ファンの私が保証しますが、普通のパニックホラーです。
展開
お決まりの展開。
「大丈夫大丈夫、ここのセキュリティーは万全だから」からの「どうすればいいのか分からない」の王道パターンでゾンビがリゾートに放たれます。
設定自体はゾンビアポカリプスの後の再建した世界という前提があり斬新風ですが、別に展開は斬新ではありません。
王道のパニックホラーが展開されます。
ホッと一息ついてからの急な襲撃で脅かしたりと本当に王道です。
リゾートの脱出という目的の元ゾンビがうろつくリゾートを歩き回り、仲間に足を引っ張られたりラブロマンスをしたり、仲間同士の絆を深めたり、そしてその仲間を減らしたり。
ゾンビの権利団体
セレディが所属している組織でゾンビの扱い、つまり人権について活動している団体だと思いますが、内容はほとんど不明。
ゾンビをリゾートに放つための理由としてとってつけたような組織です。
ところで権利団体て彼らの主張する権利だけは必死に訴えますが、なぜかそれによって失われる別の人々の権利には無関心だったりします。
結局でかい声でわがままを言って自分の思い通りにしたいだけなんでしょうが。
感想
グロくもなくリゾートで意外と明るいステージなのでジメジメした怖さはありません。
ただウォーキングデッドシリーズで虫けらのように殺されるウォーカーにうんざりしているゾンビファンにはお勧めできます。
追いかけられたり追い詰められたり、ゾンビファンが求めていることはとりあえず詰め込んでいます。
ただゾンビ映画沢山見ている人にはちょっと見飽きた内容。
ゾンビアポカリプス後の再建で人類のどう価値観が変化したのかの凝った説明があるとゾンビの権利団体という設定も納得しやすかったように思いました。
唐突にゾンビの権利団体のセイディがこの事態を引き起こしたと説明され、しかも張本人であるセイディが一番後悔している。少しセイディの情緒が分かりませんでした。
感染すると無慈悲に容赦なく撃ち殺してしまうのは良かった。
コメント