深淵からの招待
キャラクター
宜野座伸元
厚生省が管轄する国民の意思決定を司る社会システム。
標本事件
殺害した人間を標本にして街に放置した猟奇事件。
免罪体質
危険な思想を持ちながらシビラシステムが潜在犯だと判定できない特殊な体質。
あらすじ
宜野座の素性に迫る。
ネタバレ
考察
事件概要
システムとは
「システムは完璧に機能することよりも完璧だと信頼されることのほうが重要だ」
このアニメの本質はこのアニメの社会にのみ当てはまることではありません。
私達の社会にも当てはめることができます。
この社会のシステムは脆弱です。
しかし社会にいる私達がこのシステムを完全に信用しているからこそ成り立っています。
例えば円。
日本政府がその価値を保証しています。
しかしその担保は何でしょうか。
日本政府がその価値を保証しているという共通の認識にその価値が支えられています。
実は日本政府は戦後戦争で激増した負債と激減した労働力を補うために預金封鎖を行っています。
要するに国民の資産を奪ったのです。
日本政府は預金を封鎖し同時に新円を発行、国民の資産でその借金を支払いました。
その借金と国債つまり今と同じく国民から借りていたものです。
日本政府は借金を帳消しにするために新円を発行、預金の引き出し額を制限されていた国民は新紙幣の発行と共に資産を失いました。
今は財務省のNISAや厚労省のiDeCoでの投資が盛んですね。
これは素晴らしいことだと思います。
ところで、米国株に投資しろという情報が多い気がします。
米国株は安全で、長期投資で確実に資産を増やせるという情報で溢れています。
バブルが起きる時はいつも同じです。皆が自分だけは違う、この投資だけは安全だと考えます。
どう流れが変わるのか、来年の経済が楽しみです。
感想
全く関係のない考察をしていまいました。
でもシビュラシステムの意思に従くサイコパスの社会と私達の社会は何ら変わりないように私は感じています。
シビュラシステムのような絶対的な意思があるとは考えていませんが、常に誰かの意思に左右されている気がするのです。
常守の青いですが意志の強さが魅力だと思います。
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