誰も知らないあなたの仮面
キャラクター
葉山公彦
38歳、無職、独身。
アフィリエイター。
行方不明。
タリスマン
ネット上に存在する相談役。
仮想世界のカリスマ。
レモネードキャンディー
常守朱の使用するネット上のアバター。
かわいい名前。
スプーキーブーギー
ネットの人気者。
狡噛慎也
執行官。
今回の話題。
あらすじ
ネットと現実の人格の話。
ネタバレ
考察
事件概要
マンションの管理会社からの連絡で行方不明の葉山を捜索する。
深淵を覗く時、深淵もまたお前を見ているのだ
ニーチェの言葉です。
興味本位でグロテスクな動画を見たり、動物園に行く感覚で変人の動画をネットで見たり(私のことですが)すると思います。
きっと対岸の火事くらいの感覚で見ています。
でもその知らなかった世界を少なからずは認識しているわけですね
犯罪の方法を興味本位で見ていると「あれ、これできそう」となってある日、追い詰められた時に選択肢として顔を出してくるわけです。
感想
サイコパスの世界ってホログラフやら仮想現実やら、ドミネーターやらシビラやら結構発展してます。
その発展の過程で生まれた監視社会。
現実の私達の社会もどうも監視社会に向かっているように見えます。
SNSで自ら犯罪を暴露し、それをワザワザ探している謎の正義漢達。
なんのメリットもありません。
あるとすれば他人の足をひっぱり自分のいる底辺に引きずり降ろして安心することくらい。
普通、他人に構っている時間はありませんからね。
仮に金と時間を持て余したとしてももっと有意義なことに利用します。
なんでこんな感情的なことを書くかというと、最近youtubeチャンネルを始めたんです。
少し知名度が出てくるとアンチコメントがつくんですよね。
前回の話で考察したように、これも社会の構造上仕方ないことなのかもしれません。
基本的には好意的なコメントがつきます、でも時々あるコメントは結構悲しくなるんですよ。
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