攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 第08話 素食の晩餐 FAKE FOOD 考察と感想

アニメ
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素食の晩餐 FAKE FOOD

キャラクター

合田一人

何かの事故で顔を怪我している。

川島修

台湾粗食の料理人、元自衛官。
「個別の11人」事件の容疑者の一人。

サイボーグ食

90%のグルテンとアミノ酸ベースのマイクロマシン。

あらすじ

合田と個別の11人の実体に迫る。

ネタバレ

考察

事件概要

警察庁指定広域重要104号事件
「個別の11人」を名乗る別々の犯行グループにより引き起こされた事件の総称。

9つの事件の内9課が護衛を行った首相暗殺未遂事件の他に一つだけ容疑者が挙げられている事件の捜査を行う。

個別の11人

劇中の討論番組の要約。
難民解放やそのロゴマーク以外に共通項がない。
笑い男事件と同様のスタンドアロンタイプの事件と考えられている。

難民を受け入れる前、日本の国防族議員は日米新安保を考えていた。
今ならアメリカからイニシアティブを奪えると。
「個別の11人」という思想はその頃に存在しており難民問題はあくまでもきっかけに過ぎず本質ではない。

難民テロリストはその人生に一縷の望みすら感じていない。
だからこそ決死の行動に移る。
それを防ぐためには自発的に自立するというきっかけが必要になる。
それが「難民開放」というスローガンとテロなのだ。

難民問題は米国の主導権を奪うためのきっかけ、軍事政権樹立の口実であり国民に難民を敵視させ軍を介入させたいということです。

これこそ現実で起きているテロの真相です。
宗教や思想、人種の違いなんてのは隠れ蓑に過ぎません。

テロを実行するのは貧しく苦しい生活を余儀なくされている人生に希望のない貧困層です。
敵を最も憎しみ戦争を煽っている人々はなぜか現場の最前線にはいません。
おかしな話です。
苦しい貧困層は彼らを救ってくれない社会への恨みを利用されているのです。

宗教も人種も昔から資源の争いに利用されているだけで原因なんかではありません。
争いの根本にあるのは貧しさとそれを利用する悪意です。

タチコマの進化

個体差を維持したまま並列化できる。
身体を現場で動かしつつネットし他の個体から情報を集め並列化。

強力なAIが台頭してくると最終的には全ての個体が並列化するようになると思います。
しかし個体差がなくなり並列化された場合に持ちうる脆弱性があります。
それは一つのウィルスやエラーの混入によって全個体が一斉に停止してしまう可能性です。
タチコマ達がそうしているように将来台頭してくるAIも各々がネットしつつも個体差を持たせる必要があります。
人間や生物に備えられた個性というのは多様性という名のリスク分散で、大切な特徴です。

人種、宗教と科学、西洋思想と東洋思想の違いも人類が発展するうえで欠かせない多様性で争い合って同化するというのは自らの脆弱性を高め、危機を招いているのと同義です。

合田の論文

電脳は社会性を営む上で個性と協調性のどちらを尊重するか。
プロデューサーとしての立ち位置からの英雄論。

要約すると
世界中を覆う電脳のネットワークは個の消失と共に無意識化で協調性を求める。
それを応用し意識的にコントロールするリーダーをシステムとして構築する

今やSNSで日常を追跡でき、何か実績を残した人なら検索すれば名前と経歴が明らかになります。
ネットには蓄積された人類の思考が存在しています。
それらの思考の似通った部分は積み重なり厚みを持ち、個々の異質さは薄められ誤差の範囲に収まっていきます。

ネットに蓄積された思考はネットを通して私達に逆流してその思考を捻じ曲げます。
例えば先述したようにネットに蓄積された思考の細部は積み重なるごとに薄れていきます。
すると極端な正義や悪の価値観がまるで人類の総意という風に振舞うようになるのです。

それをウィルスのように利用し人間をコントロールするというのが合田の狙いです。

感想

個別の11人が進展しました。
スタンドアロンコンプレックス。
実体のない意志、思考は存在しています。

攻殻機動隊をもっと理解するために

攻殻機動隊で出てくる「MIME」や「ガイア理論」。
「人形遣い」や「スタンド・アロン・コンプレックス」、「個別の11人」。
下記の本を読めば攻殻機動隊の根底に流れる本質が理解できます。

攻殻機動隊の原点

攻殻機動隊の原点。
これを読まずして攻殻機動隊は語れない。

アニメ 攻殻機動隊
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