攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第19話 偽装網に抱かれて – CAPTIVATED 感想と考察

アニメ

偽装網に抱かれて – CAPTIVATED

キャラクター

目隠しイワン

大都会のど真ん中で人が忽然と消えると集団拉致事件。

クルツコワ

義体により若作りしているが80に手が届くばあさん。
特殊部隊として暗躍していた国粋主義者。

北方マフィア

ロシアのマフィア。

神崎元総理

集団拉致事件「目隠しイワン」を否定していたが、それは外交的な配慮を目的としたものであった。

あらすじ

政治回。本音と建て前を見抜けないと本質は見えてきません。

ネタバレ

考察

事件概要

「目隠しイワン事件」が発生。
その被害者はその否定派であった神崎元総理の一人娘だった。

臓器密売組織

目隠しイワン事件の主な目的は拉致した被害者から臓器を取り出しそれを密売することです。
そしてそのビジネスは祖国から黙認されるほど巨大なビジネスとなっていました。

私情を持ち込むトグサ

集団拉致事件の存在は認めながらも、ロシアに配慮し公式にはそれを否定している神崎。
しかし自分の娘が事件に巻き込まれるやいなやその権力を活用し娘だけでも助けようとする彼の行動にトグサは憤りをあらわにします。
それもそうです。
もし神崎が集団拉致事件を認めて対策を講じていれば犠牲にならなくて済んだ命が沢山あったのですから。

しかし神崎の行動を批判できる人がどれだけいるでしょうか。
例えば北朝鮮の拉致問題に関心を払うような国民はほとんどいないでしょう。
身近に起こって初めて気がつき「他人事にしていた」と反省するのです。

現実は身近に起こってから反省してももう遅いのです。
ニュースで流れる事件や政治の問題は他人事ではなく、常に身近にあるという前提に立つことが重要で、そうでなければ社会は良くなりません。
アメリカの銃乱射やこの間の児童の無差別殺人、中東で繰り返される自爆テロ、老人の自動車事故。

全ての事故や事件の被害者に共通する思考があります。

「自分だけは違う」

社会を良くするのも悪くするのも私達の意思です。

荒巻のアイディア

神崎は総理大臣時代に「目隠しイワン」事件を黙認しロシアを擁護、外交問題へと発展することを防ぐことでロシアを助けました。

政府の犬であるクルツコワが祖国の恩人である神崎の娘を誘拐したことを知れば仲間に助言を求め、その間は時間を稼げます。
外交問題へ発展することを恐れたクルツコワが逃げ込む先は大使館。
罠を張っておびき寄せてしまおうというものです。

この事件において荒巻の仕事の成果は神崎の娘を救出しただけではありません。
集団拉致という事実を公に認めさせることで政府はその対策を講じなければならなくなります。
今後の犯罪を未然に防ぐという仕事も同時に行っていたのです。
本当に、荒巻はスマートですね。かっこいい上司です。
何処にも角が立たないように正義を実行ししかもそれを誰にも気がつかれない、つまり誰からも評価されないにも拘らず行う。
目先の票ばかり気にしている神崎より荒巻が総理大臣になればいい。

感想

今回は政治回です。
クルツコワは80のばばあだとして、少佐は一体いくつなんだよ。
ロシアの諜報部員を手玉に取る少佐はかっこいいな。

攻殻機動隊をもっと理解するために

攻殻機動隊で出てくる「MIME」や「ガイア理論」。
「人形遣い」や「スタンド・アロン・コンプレックス」、「個別の11人」。
下記の本を読めば攻殻機動隊の根底に流れる本質が理解できます。

攻殻機動隊の原点

攻殻機動隊の原点。
これを読まずして攻殻機動隊は語れない。

アニメ 攻殻機動隊
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