攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第11話 亜成虫の森で PORTRAITZ 考察と感想

アニメ

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第11話 「亜成虫の森で PORTRAITZ

キャラクター

マルタ

授産施設の所長。

アオイ

トグサの担当する電脳閉殻症患者。

あらすじ

笑い男の人物像に迫る話。

ネタバレ

考察

事件概要

重度の電脳閉殻症患者の授産施設から厚労省のデータベースに大規模なハッキングが仕掛けられた。
3重に張り巡らせた異種の攻勢防壁を2時間で突破する少佐以上ハッカーが関与した恐れがあり、その調査のためトグサがその授産施設への潜入捜査を命じられた。

電脳閉殻症

電脳閉殻症患者は一旦ネットするとそれを持続させようとする習性があるようです。
仮に他人に接続するとその電脳の深部、ゴーストにまで潜り込み意識を同一化するまでに至ります。
その危険性故にトグサが潜入した授産施設ではネットの接続を許可制にして患者を監視下に置いていました。

そしてこの授産施設では電脳閉殻症患者の特性を利用し、防壁迷路を組み上げさせ、厚労省にその防壁を納入しています。

トグサが見ていた疑似記憶

マルタの周囲に常に張り付いてたロボット。
トグサがマテバで破壊しました。
しかし少佐が現場へ駆けつけた時にはそれは弾痕の残る石造へと変化していました。
トグサはこの授産施設へ潜入した時に独りでに動くブランコを目撃しています。加えてマルタを守るロボットもその時に遭遇しています。

つまりトグサは授産施設に到着した段階でアオイのハッキングにより疑似記憶を植えつけられていたのです。

アオイと笑い男と団長

トグサ以外にも授産施設には外部と接続している者がいる痕跡がありました。恐らくこれはアオイが外部との接続に使用していたものです。
授産施設の少年たちが言っていた「団長」とはアオイの中にいる人格のことです。
アオイは授産施設を隠れ蓑とし、電脳閉殻症患者達を利用して情報収取やハッキングを仕掛けていたのだと思われます。
電脳閉殻症患者の強力な計算能力を組織することでテレビの電波やネットに接続したあらゆる電脳をハッキングするソフトウェアの開発、機密の入手をしていたのでしょう。

謎が二つ。
1.アオイがいなくなった授産施設でアオイを団長と呼んでいた少年達が映し出されますが、生気を感じず普通の電脳閉殻症患者のように見えました。
始めはトグサがアオイの見せる疑似記憶によって普通の少年たちの記憶を体験しているのだと思っていましたが、トグサがいない場所でもアオイと少年達は普通にコミュニケーションをとっています。
最後にわざわざ少年達を映し出すということは意味があるはずです。
だとすると、アオイはあの少年達に何をしたのでしょうか。

2.アオイが団長に切り替わり表に出る前アオイは何をしていたのか。
少佐のようにネットを介して別の電脳を動かしていたのかもしれないしアオイの中に常にいたのかもしれません。

感想

アオイの人物像に迫る笑い男事件に関する非常に重要な内容です。
トグサの記憶が最初から全て疑似記憶であったことなどサイバーパンク感が満載です。

授産施設から行われていたのは電脳閉殻症患者の計算能力を駆使した高度なハッキングで複数の電脳によるものでした。
それと比較されるなんて少佐はどれほどの能力を持っているんだって感じですね。

アオイとは何者なのか話を進めながら考察していきたいと思います。

攻殻機動隊をもっと理解するために

攻殻機動隊で出てくる「MIME」や「ガイア理論」。
「人形遣い」や「スタンド・アロン・コンプレックス」、「個別の11人」。
下記の本を読めば攻殻機動隊の根底に流れる本質が理解できます。

攻殻機動隊の原点

攻殻機動隊の原点。
これを読まずして攻殻機動隊は語れない。

アニメ 攻殻機動隊
スポンサーリンク
himazinをフォローする
私の頭の上の消しゴム

コメント

タイトルとURLをコピーしました