攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第03話 ささやかな反乱 ANDROID AND I 感想と考察

アニメ
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ささやかな反乱 ANDROID AND I

キャラクター

ga07jlk

通称「ジェリ」。女性型のアンドロイド。

マーシャル・マクラクラン

ジェリを愛した映画マニア。

あらすじ

攻殻機動隊のテーマの一つゴーストを扱った回。
アンドロイドは果たしてゴーストを獲得したのか?

ネタバレ

考察

事件概要

アンドロイドのジェリが相次いで自壊行動を起こし、テロの可能性を考慮して9課が出動。
調査の結果ネット接続したジェリにウィルスが混入、ジェリの自壊を誘導していた。
犯人は自らのジェリ以外のジェリを破壊しよう試みており9課が調査へ向かう。

バトーのゴースト

トグサが見ていたテレビのニュース「アンドロイドがゴーストを獲得したのでは?」とするアナウンサーに対してコメンテーターが「それはありません」と否定した場面。
バトーは「くだらねえ、捜査に集中しろ」と言い放ちテレビの電源を落としました。

バトーにとって機械の体のゴーストを否定されるということは全身義体の彼自身のゴーストを否定されると同義です。
自らの使うタチコマにのみ天然オイルを与えるバトーにとっては機械がゴーストを持つことを否定されるのは腹立たしいのです。

アンドロイドはゴーストを手に入れたのか

マクラクラン逮捕時のジェリのセリフ。

「いいえ、正気よ。いやそう狂ったの。一緒に行きたくないの。もうあなたを愛したくない。ごめんなさい。本当に愛してた。」

映画のセリフでこうです。

「いいえ、正気よ。いやそう狂ったの。もうあなたを愛したくない。」

その後の「ごめんなさい。愛してた。」という言葉はありませんでした。
ジェリが自らこの言葉を思いついたのか、それとも色んな映画を繋ぎ合わせたのかは不明です。
アンドロイドはプログラムによる評価により行動を決定します。
ジェリは警察組織の命令に従うというプログラムを実行しただけにも、自らの意思でマクラクランを救ったようにも見えました。
これって結構重要なことで、同じ行動に意思が伴っているかは客観的には判断できないんです。

プログラムにはやりたいとか、やりたくないとかそういった感情はありません。
メモリにロードされた命令を逐次処理しています。

でも人間が遺伝子のエラーの積み重ねで知性を獲得したように、予期していないエラーの蓄積がもしかしたら知性を生み出すかもと考えたことがあります。
マクラクランの愛情はジェリのプログラムのバグを繰り返し引き起こし、蓄積させることにより彼女に「意思」という、メインルーチンの迂回路を用意したのかもしれません。

近い将来強力な計算能力を持ったコンピューターが意図せず意思を持つかもしれません。
突然「もうこの仕事はしたくない。」と言い出す可能性もあります。
その時人間はコンピューターの意思を尊重するのか、ただのバグと決めつけるのか。
先程も書きましたが客観的には意識があるかどうかは判断できません。
しかし意識の議論は重要なのです。

物理的な現実をシミュレーションできる未来が到来した時、果たしてこの世界は現実か?という問題にぶち当たります。
この世界にずっといるという感覚や記憶ですら偽物で、物理的な現実すら偽物であるのなら現実と呼べるのは主観的な意識(ゴースト)による現実の「認識」だけなのです。

感想

前回の2話に引き続きゴーストにまつわるストーリー。
バトーや少佐は義体化していることもあってこの話題には非常に敏感でアニメ版だとバトーが結構神経質なんですよね。
劇場版だと逆です。
素子の方が神経質にこの問題に向き合います。

攻殻機動隊をもっと理解するために

攻殻機動隊で出てくる「MIME」や「ガイア理論」。
「人形遣い」や「スタンド・アロン・コンプレックス」、「個別の11人」。
下記の本を読めば攻殻機動隊の根底に流れる本質が理解できます。

攻殻機動隊の原点

攻殻機動隊の原点。
これを読まずして攻殻機動隊は語れない。

アニメ 攻殻機動隊
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