セブン・シスターズ 感想と考察 結局人口問題どうすんだよ

SF

セブン・シスターズ

キャラクター

カレン・セットマン

月火水木金土日が演じる共有された人格。

月火水木金土日

見た目も生活も共有しているが、それぞれ個性がある。

ニコレット・ケイマン

一人っ子政策を推進している首相。

あらすじ

人口爆発により食糧制限を余儀なくされた近未来。
政府は人口抑制のため一人っ子政策を実施。
2人目以降は冷凍保存されてしまう。

主人公は7つ子。
それぞれを月火水木金土日と名付けられ、それぞれがそれぞれの曜日を外の世界で暮らすことで一つの人格を共有し上手く生きていた。
しかしある日マンデーが帰らなかったことによりその歯車が狂い始める。

ネタバレ

考察

同じ人格の7人に運命が用意したそれぞれの結末

彼女達は皆連帯責任を負い、一人が怪我をすれば全員がその怪我を共有しなければなりません。
そうでないと辻褄が合わなくなってしまい全員を危険に晒すからです。
それは一人が指を失い、祖父が全ての姉妹の指を切り落とすほど徹底しています。

容姿も人格も記憶も共有していた彼女達ですがそれぞれ個性があります。
同じように生きていてもそれぞれに全く別の魂が宿っています。

運命が彼女達に与えた役割は、人口政策を転換させることでした。
発端はお腹に命を宿したマンデーの裏切り行為です。
彼女は自らの子供達を守るために他の姉妹を裏切る行動を起こします。

そしてその行動は他の姉妹との連鎖反応を引き起こし、そのうねりは人口政策の転換という結末を迎えるのです。
マンデーはその命と姉妹を犠牲にして偶然にも彼女の目的を達成しまいた。

全く同じ人生を送った7人でしたが、運命は全く違う結末を用意していたんですね。

結局人口問題どうすんだよ

子供達は公式では冷凍保存されているのですが、実際には焼却し殺処分します。
その映像を見た大衆は政策の転換を要求します。
結局一人っ子政策は中止。

ただ作中でこの解決策が提案されていません。
なんだろうこの投げ捨てジャーマン。
ハッピーエンドじゃない、というか終わってない。
最後の大量の子供たちの食料はなんだ。
共食いでもすんのか。

令状も見せず発砲し、多くの犠牲を払ってまで取り締まろうとしていた法律なのに。
これは後先考えないで感情だけで合理性を否定してしまう現代社会に対する批判なのかなあ。

一人っ子政策を推進していたケイマンは死刑。
彼女は確かに嘘付きですが、人類の為に必要なこの汚れ仕事を仕方なくやっていたに過ぎません。

なんだろうなこのもやもやは。

感想

全く同じ人格を共有していても全く違う魂と運命が用意されていると勝手にこの映画の意味を深読みしましたが、正直そんな風でもありません。
最後の人口問題の解決策がないのに、子供たちが燃やされる映像を見ただけの大衆が政策転換を要求し、ケイマンは死刑。
正直滅茶苦茶な話だなあと。

アクションもディストピア的な描写もストーリーも微妙な作品でした。

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